「我が子との関わりあい」とは

「我が子との関わりあい」とは

家族でのすごし方

毎年多くのお子さまがたと接してきて思うことは、子は親を映す鏡であると言うことです。ご両親から見れば、お子様は毎日側にいる身近な存在だけに、なかなか気づきにくいかもしれませんが、外から見るとびっくりするくらいよく似ています。

両親や家庭の影響を離れ、子どもは一瞬たりとも存在しえません。保育とはまるでおみそ汁のようにそのご家庭ご家庭で独自の味を持ち、その中で子どもたちは日々すくすくと育っていくのです。

ではその家庭生活、その「質」とはどうやって形作り、またみがいていくものなのでしょう?

それは日々の習慣の積み重ね、お母さまのちょっとした意識の差です。


・毎日いっしょの時間をすごしているか

・ご両親や家族と感情を共有する時間をもうけているか

・ご両親がけんめいに働く姿を見せているか

・我が子をお客さんあつかいしていないか。家庭内戦力として見ているか。

・なにか責任感をあたえられているか 


これらはほんの一例ですが、上記の事柄をご家庭でしっかり体験しているお子さんは目に力があり、概して表情がゆたかです。表現力があり、なにより話していておもしろい子が多く、そんなお子さんは少々字の憶え方が遅かったり、ペーパーテストの点数が悪かったりしても少しも心配することはありません。

なぜならそれをおぎなってあまりある、豊饒なものを日々の家庭生活の中から受け取っているからで、おつかいやお茶碗洗い、弟や妹の世話、電話の取り方、刃物や火のあつかいなど、お母さまの指導のもと、こうした事柄に慣れ親しんでいる子は、ある一定期間を境にぐんぐん伸びていきます。

いっぽう、中にはそうでないお子さんもいます。生まれたばかりの赤ちゃんのままの接し方で生後数年を漫然と育てられてきたのだな、と感じられるようなお子さんです。

こうしたお子さんはたとえばなかなか気力が湧きにくかったり、母親とはなれることをひどく怖れたり、言葉の用い方、人との接し方がなっていなかったり、知らないお友達と上手に関係が結べず、さびしい思いをすることがあったりするようです。

そうしたお子さんを持つご両親・ご家庭には共通した特徴がありますが、それが「家庭生活の質」と密接なつながりがあることは言うまでもありません。

子どもは強く、どんな環境でもすくすくとみずから育っていくたくましさを持っています。

それだけに、いや、だからこそご両親の「我が子にこうなって欲しい」というしっかりとした姿勢と指針が必要となってくるのです。

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